皆さま、こんにちは❗❗

札幌　北24条かやの歯科クリニックのどいです。
2023年も明けてもう1月も下旬です。
ホント早いですね😯

今年も頑張ってブログを書きますので、皆さまどうぞよろしくお願い申し上げます🙇‍♂️🎍

さて2023年のブログ初めは【虫歯・歯周病リスクを軽減するブラッシング方法】についてです。

虫歯や歯周病予防のためには毎日の歯磨きなどのセルフケアが必要となります。
「毎日きちんと歯を磨いているのによく虫歯になる…」
「毎日きちんとお手入れしているはずなのに歯科健診で歯周病と診断されてしまった…」
などと、疑問に思う部分もあると思いますが、お口のトラブルを防ぐにはただ歯を磨くだけではいいというわけではありません。
今回は、お口のトラブルを防ぐためのおすすめのブラッシング方法についてご紹介致します👍

是非、日々のセルフケアの参考にして頂ければ幸いです😃

ご自身の口腔内環境に合ったブラッシング方法で歯を磨きましょう❗❗

従来は、歯ブラシを上下に回転させながら歯を磨く「ローリング法」が主流でした。しかし、現在はより簡単で効率良く汚れを取り除ける「スクラッビング法」が一般的です。さらに歯周病になっている方などは、歯と歯茎の隙間に蓄積した歯垢を掻き出せる「バス法」などを組み合わせてのケアがおすすめです。

では、4種類あるブラッシング方法を見ていきましょう👁️‍🗨️

①スクラッビング法🦷

歯ブラシを歯に対して水平に当てながら、5mm〜1mm小刻みに動かして磨く方法です。
1〜2歯ずつ優しい力で約20回ほど磨くようにしましょう。
奥歯の裏側や噛み合わせ面（咬合面）の歯垢除去に効果的です。

長所：動かし方が簡単

短所：広い範囲を磨けない

②ローリング法🦷

毛先を歯の根元に垂直に当て、歯の先端に向けて回転させます
歯ブラシの脇腹で歯ぐきを圧迫してから掻き出す。
歯ぐきから歯の先に向かって回転させる。
歯垢の除去と歯ぐきのマッサージ効果があります。

長所：動かし方が簡単

短所：歯と歯茎の境目が磨き残しやすい

③フォーンズ法🦷

歯を噛み合わせて、歯ブラシの毛先を歯の面に90度で当てます。
円を描くように、上下の歯を一緒に一本ずつぐるぐるとブラッシング。
幼児や高齢者に適しています。

長所：大きな汚れを短時間で磨ける

短所：歯間部はあまり落としてくれない

④バス法🦷

歯と歯ぐきの境目に45度の角度で歯ブラシを当てて、左右小刻みにブラッシング。
歯垢の除去と歯ぐきのマッサージ効果がある。

長所：歯周ポケット付近の汚れを落とせる

短所：歯茎を傷つけてしまう

ブラッシング方法で代表的な磨き方が4つありますが、それぞれには長所と短所があります。

いかがでしたでしょうか？
皆さんはどんな磨き方をしていますか？
患者さまの歯並びや口腔内の状態によって適した磨き方は異なります。
虫歯によくなるという方は、歯科医院での診察の際にブラッシング指導してもらうと良いと思います。

【歯磨き後のすすぎはできるだけ少なくしましょう】

現在市販されている多くの歯磨き粉には、フッ素が配合されています。フッ素はお口をすすいだ後も歯面に付着し、効果が持続するため、できるだけすすぎを少なくしてフッ素の効果が長持ちするようにしましょう。

《すすぐ際の水量の目安》

大人：大さじ1杯程度（約15mL）

子ども：15mL以下

【飲食後の歯磨きを心掛けましょう】

飲食後はできるだけすぐに歯磨きをするようにしましょう。お仕事などで毎食後に歯磨きが困難な場合は、就寝前でも良いのでフロスや洗口液などを併用し、じっくり時間をかけて磨くようにしましょう。

ではでは今回はこのへんで～👋

本格的な冬のシーズンとなりました。
どうか皆さまご自愛下さいませ。