皆さま、こんにちは🌞✨
ブログ管理人のどいです。

札幌では雪が積りもうすっかり本格的な冬の到来ですね⛄
皆さま如何お過ごしでしょうか？

さて今回は前回の続きとしてインプラントのメリット・デメリットを説明させて頂きます🙋‍♂️

★まず、「歯」🦷を何らかの理由で失った場合、その「歯」を補う選択肢を考えてみましょう。

①入れ歯🦷：人工の義歯を用いて、歯を失った部分を補う治療方法です。

②ブリッジ🦷：歯を失った部分の両脇の歯を支えにして、そこに橋（ブリッジ）の様に、一体型の被せ物を装着する治療方法です。

③移植🦷：親知らずなど不要な歯を、歯が抜けたところに移植することが可能な場合があります。

④インプラント🦷：歯が抜けたところの顎の骨に人工の歯の根を埋めて、それを土台にして歯をつくる治療です。（詳しくは前回のブログ：お口の基礎知識～インプラントとは？①～をご参照下さい）

⑤矯正🦷：歯列矯正で残っている歯を使い抜けてしまった歯の隙間を埋める治療法です。

【インプラント治療のメリット】

★インプラント治療の強みは、義歯をしっかり固定できることです。インプラント治療では、残っている歯を削ったり、残っている歯に義歯を安定させるための装置を付けたりしません。残っている歯の負担が少ないをことも、インプラント治療の利点です。

・しっかりと強く咬める　
・自信を持って笑うことができる😄
・左右でバランスよく咬める
・取り外す面倒がない
・食物をおいしく味わえる🍲
・自分の歯にかかる負担が減って長持ちする
・歯ごたえある食物の食感が楽しめる
・隣の歯を削る必要がない
・発音が安定して会話を楽しめる
・インプラントはむし歯にならない👾
・見映えよく仕上げることが可能✨

【インプラント治療のデメリット】

★インプラント治療には、全身状態がよくないとうまくいかない、治療期間が長め、治療費が高額といった弱みがあります。インプラントは骨と強くつきますが、粘膜とはあまり強くつかないため、天然の歯に比べ感染に弱いことも欠点です。さらに、インプラントをしたい場所に骨が十分ないと、治療が難しくなることも欠点です。インプラントが抜けたり大きく壊れたりした時に、修理が難しいこともあります。

最近では10年間持ったインプラントが95％あったという報告（文献：Albrektsson T, Donos N:Implant survival and complications The Third EAO consensus conference 2012; COIR, 23(suppl6),63-65,2012.）もあります。しかし100％の成功ではありません。インプラントに取り付けた被せ物や入れ歯が壊れることもあります。いずれも治療が終ったあとのメンテナンスをしっかりしないと長持ちしません。

・噛む感覚が自分の歯と違う
・治療期間が比較的長い
・状況により見た目がご自身の歯と異なることもある
・食べ物が詰まりやすくなることがある
・他の歯が抜けて義歯を入れる場合、インプラントに不用意にフックをかけるとインプラントにダメージが加わることがあるため、義歯のデザインが制限されることがある
・外科処置に伴う痛み・腫れ・出血・合併症の可能性がある😣💦
・お手入れ次第で感染することがある
・保険適用外*で治療費が比較的高額🤔💸
*当院のインプラント治療料金表（https://www.sapporo-dental-clinic.com/pdf/service/price_list.pdf）
詳しくは歯科医師にご相談下さい。

【インプラント治療のメリット・デメリットまとめ】

以上、如何でしたでしょうか？

インプラント治療の実績は術式の確立や材料の改良などでかなり上がってきていますが、その後のメンテナンスで予後が大きく左右される治療法でもあります。これらのメンテナンスはインプラントだけでなく、健全な歯でも、詰め物・被せ物でも、ブリッジでも、入れ歯でも変わらなく大事なことです❗❗

歯科医院で定期的な「歯」🦷のチェックをし、プロの指導により正しい口腔内のセルフケアを身に着けて、日々、歯みがきをする数分間にでもご自身の「歯」🦷をチェックする習慣づけをしましょう。また、少しでも違和感あれば早めに歯科医院への受診をお勧め致します🏥

では今回はこのへんで～👋🏻

今年もあと僅か1ヶ月🎅🎄
1年があっという間、早いですねー。

これからとても寒い時期になりますので、皆さまもどうかご自愛下さいませ🙇‍♂️