こんにちは。
札幌　北24条かやの歯科クリニックのどいです。

早くももう3月になりましたね🌸
もうすっかり春の足音が、と思いたいところですが…。
路面や足元はぐちゃぐちゃ、朝の散歩が大変です😓

ではでは本題に入りまして、
前回は「電動歯ブラシって？①」ということで電動歯ブラシの仕組みについてご説明しました。

今回は「何万円もする電動歯ブラシって違いは？②」についてご説明します。

電動歯ブラシは今やドラッグストアから家電量販店まで、結構いろいろなところで見掛けると思います。値段もドラッグストアにある数千円から家電量販店にある数万円のものまで幅広く、初めての方にはどれを選んで良いのかイマイチ分かりませんよね🤔

基本的に電動で歯を磨くという仕組み自体には変わりはありませんが…、
やはり値段が違うと各々メーカーにもよりますが性能や機能に違いが出ます。

例えばフィリップスの電動歯ブラシで一番高級なモデルですと、

①ブラシヘッド認識機能（RFID）
②ブラシヘッド交換お知らせ機能
③Bluetoothでスマホアプリと連携
④SenseIQ（センスIQ）*テクノロジー
・ブラッシング圧力の検知
・ブラッシングの動きの検知
・ブラッシング範囲の検知

などなど機能が多彩です❗❗

特に最近は各メーカーBluetoothでスマホとの連携機能が流行りのようです📱

フィリップスの場合、スマホ画面に口の中全体がビジュアル表示（3D口腔マップ）になっていて、問題（磨き残し）がある箇所をチェックしたり、位置センサーを用いて磨いた部分と磨いていない部分をいつでも確認できます。アプリで歯磨きをリアルタイムに追跡することで、隅々までしっかり磨けたことを確認するだけでなく、さらにガイドに従いしっかり歯を磨くことができます。また仕上げ磨き機能まであり、磨き残しがあれば、アプリの仕上げ磨き機能が教えてくれます。すべて磨いたあと、もう一度磨き残しを確認できます👍

*SenseIQ（センスIQ）:毎秒最大100回の頻度でブラッシング圧力、動き、ブラッシング範囲を検知します。強く押し付けすぎた場合は、強度が調整されます。SennseIQテクノロジーにより、自分に合った強さ設定を選んでいるか迷うこともなくなり、ケアに手間がかからず、使うほどに上手に磨けるようサポートします。

【スマホアプリとの連動】

【各種センサーと検知機能】

一方で一番お手軽なベーシックモデルですと、「ブラッシング」のみと機能は最小限です。

では性能は劣るの❓ということになるとフィリップスの場合構造上の基本性能は同じなんです😲
毎分31000回振動する音波テクノロジーは全てのモデルで採用されています。
（ブラウンなどは機種により構造が異なり、基本性能に差があります）

違いは付加機能の差になります。
付加機能としましては、
・モードと強さの設定
・アプリ連携機能
・ブラッシング圧センサー機能
・ブラッシング動作センサー機能
・ブラシヘッド認識機能
・ブラシヘッド交換お知らせ機能

などになります。

フィリップスの場合ですと、基本性能は同じですが、こうした付加機能などによって+αの性能が加わり、結果として本体価格の違いに繋がります。

値段が高い電動歯ブラシほど歯垢除去能力が高いかどうかはあまり関係ありません。
（ブラシヘッドによる差はあります）
あくまでも上手く磨くためのサポート機能が充実していると言えるでしょう。

電動歯ブラシは手用歯ブラシとは違い、グリップの太さや重さ、ブラシヘッドの大きさ、駆動方式による扱い方の違いなど誰しも電動歯ブラシをオススメできる訳ではありません😞
手用の歯ブラシでしっかりとご自身の口腔内を把握し、磨き残しが少ない方が使うとより効果的になります。手用歯ブラシで磨き残しの多い方は、まずは手用の歯ブラシでご自身の口腔内の状態を把握し、適切なブラッシングが出来るようになってからのほうがよいでしょう。

手用歯ブラシから初めての電動歯ブラシへという方は、まずは基本機能のみのエントリーモデルを、ちょうど電動歯ブラシにも慣れてきて2台目3台目の方は、欲しい機能や予算に合わせてミドルからハイエンドモデルを選ばれるとよいと思います。特に最近のフラッグシップ電動歯ブラシは本体やケースなどの付属品もオシャレですし、所有欲を満たしてくれるモデルも数多いと思います✨

高級モデルは流行りのガジェット好きの方にもオススメできますね🙆

ではでは、今回はこのへんで～👋

また次回、元気にお会いしましょう🙇